輸出と個人消費の改善で、ことし7月から9月の経済成長率は0.6%と、3四半期連続でプラス成長となりました。 
 
韓国銀行によりますと、ことし7月から9月のGDP=国内総生産は、前の四半期に比べて0.6%伸びたということです。
 
輸出は、半導体、機械・装備を中心に3.5%増え、輸入は石油製品などを中心に2.6%増えました。
 
個人消費は0.3％、政府の支出は0.1%それぞれ増えたほか、建設投資も2.2%増えました。
 
一方、設備投資は、機械類が振るわず、2.7%の減少となりました。
 
7月から9月期の成長率が0.6%となり、ことしは、これまでの3四半期がすべてプラス成長となっていますが、韓国銀行は、7月から9月期、10月から12月期がそれぞれ0.7%ほどの伸び率にならなければ、ことしの年間経済成長率の目標である1.4%の達成は難しいとしています。