メニューへ 本文へ
Go Top

政治

「人道休戦」決議で棄権の韓国 趣旨は「支持」

Write: 2023-11-01 15:28:02Update: 2023-11-01 15:39:12

「人道休戦」決議で棄権の韓国 趣旨は「支持」

Photo : YONHAP News

イスラム組織「ハマス」とイスラエルの戦闘の休戦を求める国連決議案の採決で、韓国が棄権したことについて、外交部は「決議案の趣旨については、支持している」との立場を明らかにしました。

国連総会は27日、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスとイスラエルに対し、「人道的休戦」を求める決議案を圧倒的多数で採択しました。

採決ではアラブ諸国やロシア、中国など121か国が賛成し、アメリカやイスラエルなど14か国が反対、韓国や日本、イギリスなど44か国が棄権しました。

これについて、外交部は31日、「ハマスによるテロを糾弾し、人質の釈放を促す内容が決議案に含まれていないため、棄権した」と説明しています。

また、外交部は、「決議案の趣旨については支持していて、イスラエルとハマスの武力衝突が深刻化し、民間人が亡くなっている状況を懸念している」と述べ、「人道的支援には賛同する立場だ」と明らかにしました。

これについて、国際人権団体、NGOのアムネスティ・インターナショナルの韓国支部は、「休戦を求める決議案の採決で韓国が棄権したのは、災難のような人道主義的危機から目を背けることを意味する」と批判し、「政府と外交部は、直ちに立場を撤回し、休戦を促すべきだ」と訴えました。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >