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政治

韓国初の軍事偵察衛星 米軍基地から打ち上げへ

Write: 2023-11-06 11:54:01Update: 2023-11-06 16:01:40

韓国初の軍事偵察衛星 米軍基地から打ち上げへ

Photo : YONHAP News

韓国が独自に運用するものとしては初となる軍事偵察衛星が、今月30日にアメリカ・カリフォルニア州のバンデンバーグ空軍基地から打ち上げられます。 
 
打ち上げられるのは、2018年から韓国航空宇宙研究院が科学技術情報通信部と協力して開発を進めてきた偵察衛星です。
 
衛星は、テスラのイーロン・マスク氏が設立したスペースX社のロケット「ファルコン9」によって打ち上げられます。
 
韓国軍は、今回の衛星打ち上げについて、北韓の主な施設を監視する偵察衛星を初めて韓国が独自に確保するという意味があると説明しています。
 
国防部は、再来年までに、高性能のレーダーを搭載した衛星4基を追加で打ち上げる計画です。
 
今回打ち上げられる衛星を含めて偵察衛星5基が軌道に乗れば、韓国軍はおよそ2時間おきに、ミサイル基地や核実験場など北韓の主な施設について情報を収集できるようになります。
 
今回の打ち上げはスペースXに委託していますが、韓国は、衛星の打ち上げを行うためのロケットの開発も進めています。

韓国軍は、独自の技術で開発した固体燃料ロケットについて、最終の打ち上げ実験を年内に行う方針です。
 
固体燃料ロケットは、去年3月と12月に打ち上げ実験に成功しており、最終実験が成功すれば、今後、国産ロケットによって、小型衛星や複数の超小型衛星を地球の低軌道に乗せられるようになります。

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