ことし7月に、双子としては韓国で初めて生まれたジャイアントパンダ2頭の誕生の瞬間をとらえた写真が、アメリカのタイム誌の「ことしの100枚」に選ばれました。
タイム誌は21日、ホームページで「ことしの100枚」を発表しました。
このうち、ことし7月にソウル近郊のテーマパーク「エバーランド」で生まれた双子のパンダの赤ちゃんと母親の写真が、韓国の写真としては唯一、選ばれました。
この写真は、母親の愛宝(アイバオ)が双子を出産した直後に撮影されたもので、「7月7日に韓国の『エバーランド』で生まれた双子のメスのジャイアントパンダとその母親の愛宝」という説明が添えられています。
この写真からは、母親の溢れるばかりの愛情が感じられ、韓国のメディアだけでなく、海外のメディアでも紹介され、話題となっていました。
この双子のパンダは、生まれたときの体重が180グラムと140グラムほどだったものが、いまは8キロ以上に増え、その成長ぶりと日常生活の様子が「エバーランド」のSNSを通じて公開され、多くの人を楽しませています。
エバーランドは、来年初めごろから、双子のパンダを外の環境に徐々に慣れさせたあと、一般に公開することにしています。