海外との貿易や投資による収支を示す経常収支が、10月は68億ドルの黒字で、月ごとの収支は6か月連続で黒字となりました。
韓国銀行が8日、発表したところによりますと、ことし10月の経常収支は68億ドルの黒字で、黒字の額は前月の54億2000万ドルから14億ドル以上増えました。
10月の黒字額は、おととしの10月以来、2年ぶりの高い水準となっています。
項目別には、モノの貿易収支は 53億5000万ドルの黒字で、7か月連続で黒字となりました。
まず輸出は、去年の10月に比べて7.6%増加し、前年比としては1年2か月ぶりに増加に転じました。
品目別では、乗用車や石油製品が大幅に増加しました。
半導体や化学工業製品は、依然、減少していますが、減少幅は縮小傾向にあります。
地域別ではアメリカ、東南アジア、日本への輸出は増えましたが、中国とEU=ヨーロッパ連合向けは減りました。
一方、輸入は、1年前と比べて4.3%減りました。
特に、原材料や、ガス、石炭などエネルギーの輸入が大きく減りました。
サービス収支は、12億5000万ドルの赤字でしたが、赤字幅は前月に比べると半分以下に縮小しました。
ことし10月までの累計の経常黒字は、233億7000万ドルとなっています。
モノの貿易収支が改善していることから、ことしの年間の経常黒字は、300憶ドルを超える可能性が高いものとみられます。