来年4月に行われる総選挙で、与党と野党のどちらが勝利すべきかを聞いた韓国ギャラップの調査で、半数以上の人が、野党が勝利して政府をけん制するべきだと答えました。
世論調査会社の韓国ギャラップが今月5日から7日にかけて、全国の18歳以上の1000人を対象に行った調査によりますと、来年4月に行われる国会議員を選ぶ総選挙で、「政府をけん制するために野党が勝利すべきだ」と答えた人は51%で、「政府を後押しするため、与党が勝利すべきだ」と答えた人は35%でした。
11月に行われた前回の調査では、「野党が勝利すべき」が46%、「与党が勝利すべき」が40%で、その差は6ポイントでしたが、今回は16ポイントに広がっています。
年齢別では、50代以下では「野党が勝利すべき」が優勢で、60代以上では「与党が勝利すべき」が優勢でした。
総選挙の比例代表で投票を考えている政党については、与党「国民の力」と最大野党「共に民主党」がそれぞれ37%で並びました。正義党は7%でした。
この調査の信頼水準は95%、標本誤差は±3.1ポイントです。詳しい世論調査の結果は、韓国ギャラップと中央選挙世論調査委員会のホームページで確認できます。