韓国では去年、結婚してから5年以内の新婚夫婦の数が大きく減るとともに、子どものいない新婚夫婦の割合がこれまででもっとも高かったことがわかりました。
統計庁によりますと、去年の新婚夫婦の数は、おととしに比べて6.3%減って103万組だったということです。
韓国では、婚姻届けの提出から5年未満の夫婦が新婚とされていて、統計を取り始めた2015年には147万組だったものが、年々5万組ほど減り続け、ことしは100万組を下回る見通しです。
初婚の新婚夫婦のうち、子どものいない夫婦の割合は、おととしより0.6ポイント増えて46.4%と、統計を取り始めて以来もっとも高くなりました。
子どもの数の平均も0.01人減って0.65人と、これまででもっとも少なくなりました。
共働きの夫婦の割合は、おととしより2.3ポイント増えて57.2%でした。
年間の平均所得は、6.1%増えて6800万ウォンでした。