一年の中で昼が最も短い「冬至」を迎えた22日、韓国は先週に続き、全国的に非常に強い寒波に見舞われています。北極の寒気によって、韓国の西海岸と済州島では大雪が続いています。
22日午前の最低気温は、江原道(カンウォンド)高城(コソン)でマイナス25.2度、ソウルでマイナス15.7度などとなっています。
24時間の積雪量は、済州島で39.7センチ、全羅北道(チョルラブクト)群山(クンサン)市で39.2センチなどとなっています。
中央災害安全対策本部は、22日午前6時の時点で水道メーターや水道管の凍結破損が、合わせて179件報告されたと発表しました。
また、大雪が降った西海岸地域の高速道路では、貨物トラックと高速バスが衝突するなど、交通事故が多数発生し、2人が死亡しました。
厳しい寒さは23日朝まで続きますが、昼からは気温が上がって、全国の最高気温は寒いところでマイナス3度、暖かい地域では5度まで上がると予想されます。