韓国、日本、そしてアメリカのトップクラスの大学が、量子技術分野で協力することで合意しました。去年8月に3か国の首脳が、先端技術分野での共同研究に合意したことを受けたものです。
ソウル大学と東京大学、そしてシカゴ大学の総長は、スイスで開かれている世界経済フォーラム、通称「ダボス会議」の場で、量子技術における交流の拡大と協力の強化で合意しました。
量子技術は、AI=人工知能、そしてバイオと並んで、未来の経済成長に向けた3大戦略技術の一つです。
韓日米の大学が協力で合意したことを受け、それぞれの国の安全保障分野の当局者は、これを支持する共同声明を発表しました。
共同声明は、「去年の8月にワシントン近郊のキャンプデービッドで3か国の首脳が韓日米の協力によって目に見える成果を出すことをそれぞれの国民に約束しており、今回の合意はこれを履行するためのものだ」としています。
また、「韓日米は、世界の研究開発投資の先頭に立ち、研究機関同士の協力を追い風にして、新たな進展を遂げるだろう」としたうえで、「今回の革新的パートナーシップは、技術革新における新たな転換期を共に切り抜けるのに役立つだろう」と評価しました。