共働き世帯などの児童をあずかる「ヌルボム学校」の運営が、来月から全国2000の小学校で始まります。
「ヌルボム学校」は、教育部が管轄する学童保育で、共働き世帯などの小学生が、放課後も学校に残って遊んだり学んだりできる環境を提供します。
運営時間は、親の出勤時間帯の午前7時から9時と、放課後の午後8時までで、放課後には、音楽やダンス、スポーツなどのプログラムが無料で提供されます。
来月から始まる1学期には1年生を対象に、全国2000の小学校で運営が開始され、2学期からは全国すべての小学校に拡大されます。
定員は無く、誰もが利用できます。
従来の学童保育では、定員オーバーなどの理由で利用できない待機児童が多いことが課題とされていました。
来年からは利用対象が2年生にも拡大され、再来年からは全ての学年が対象となります。
ことしの1学期は、一時的に派遣される臨時教師が対応にあたり、来年からは専門のスタッフが学童を担当するということです。