世界各国に駐在する大使や総領事180人あまりが参加する在外公館長会議が22日、ソウルで始まりました。
会議は26日まで5日間の予定で行われ、アメリカと中国の戦略的競争の激化や北韓の核の脅威、ロシアによる侵攻が続くウクライナ情勢、緊迫化する中東情勢などについて討議し、効果的な外交戦略を模索することになっています。
22日午前に開かれた開会式で、外交部の趙兌烈(チョ・テヨル)長官は、「世界情勢はまさに『一寸先は闇』の状況だ」としたうえで、「韓国の国益を守りながら、自由、平和、繁栄に積極的に貢献するためには、革新的かつ創造的な思考と機敏な外交によって対応しなければならない」と強調しました。
今回の在外公館長会議では、リーダシップの強化をテーマにした特別講演や、先端技術施設やコンテンツ制作現場の見学、ボランティア活動なども予定されています。