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韓半島

金委員長 新型ロケット砲搭載の車両を試運転 輸出が狙いか

Write: 2024-05-13 12:36:25Update: 2024-05-13 13:28:51

金委員長 新型ロケット砲搭載の車両を試運転 輸出が狙いか

Photo : YONHAP News

北韓が開発を進める、ソウルへの攻撃に使用するロケット砲について、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が、自らこのロケット砲を搭載した車両の試運転を行いました。ウクライナや中東で紛争が続くなか、ロケット砲を輸出するための営業活動とみられます。 
 
北韓の労働党機関紙「労働新聞」が報じたところによりますと、金委員長は、軍需品の輸出などを行う政府系の軍需企業「国防工業企業所」を、11日と12日に視察したということです。
 
金委員長は、新型の240ミリ多連装ロケット砲を搭載する車両に乗り込み、直接、試運転を行ったということです。
 
金委員長は10日にも、このロケット砲の射撃試験にも立ち会っています。
 
多連装ロケット砲は、北韓が「ソウルを火の海にする」と威嚇する際に言及してきた武器で、北韓は、早ければことし、遅くとも再来年までに実戦配備する方針を明らかにしています。
 
金委員長による今回の視察について、専門家らは、多連装ロケット砲が実用レベルにあり、輸出が可能であることをアピールするためのもので、ウクライナや中東での紛争が長期化しているなか、韓国への威嚇に使うだけでなく、海外への売り込みに向けた営業活動の一環だと分析しています。

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