尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は、韓国・アフリカ首脳会議のために韓国を訪れているアフリカ諸国のリーダーのうち、10人と相次いで3日に首脳会談を行います。
韓国・アフリカ首脳会議は、尹政権発足以降、韓国で開かれる最大規模の多国間の首脳会議で、4日と5日に開催されます。
アフリカから48か国が参加し、このうち25か国からは国王や大統領など国家元首が韓国を訪れ、全体会議とは別に尹大統領と会談する予定です。
尹大統領は、先月31日にシエラレオネの首脳と、今月2日にタンザニア、エチオピアの首脳と、それぞれ会談を行いました。
3日はレソトやコートジボワールなど10か国の首脳と会談します。
また、3日は首脳会議の歓迎夕食会が開かれ、続く4日は本会議、5日には、韓国・アフリカビジネスサミットが行われます。
アフリカは人口14億人、GDP=国内総生産の合計が3兆4000億ドルの巨大な市場で、世界の鉱物資源の3分の1を保有し、近年、国際社会における存在感を増しています。
尹大統領は、今回の会議を機に、これまでの協力関係をさらに発展させるとともに、主要鉱物の供給を含め、包括的な協力の基盤を設けたいとしています。