メニューへ 本文へ
Go Top

経済

5月の消費者物価 2.7%上昇 2か月連続2%台に

Write: 2024-06-04 11:28:13Update: 2024-06-04 11:30:58

5月の消費者物価 2.7%上昇 2か月連続2%台に

Photo : YONHAP News

5月の消費者物価指数は、去年の同じ月と比べて2.7%の上昇にとどまり、2か月連続で2%台の上昇となりました。 
 
統計庁が4日、まとめたところによりますと、先月の消費者物価指数は、1年前と比べて2.7%上昇しました。
 
消費者物価指数はことしの2月と3月はいずれも3.1%の上昇で、3%を上回っていましたが、4月に2.9%と3%を割り込み、先月も2%台となったことから、物価の上昇が鈍化していることがうかがえます。
 
ただ、生鮮食品や石油類などの上昇率は引き続き高止まりしているため、国民が感じる物価の水準には大きな変化がないものと見られます。
 
生鮮食品の平均価格は先月、8.7%上昇しました。
 
とくに、ナシは126.3%上昇し、統計を取り始めて以来、最も高い上昇率を記録しました。

そのほか、リンゴは80.4%、トマトは37.8%高くなるなど、果物や野菜の高騰が続いています。
 
国産の果物の価格は、今シーズン、生産が不作だったことに加えて、去年の価格がおととしに比べて低かったことから、前年比で大幅に上昇しています。
 
また、去年から落ち着きを見せていた石油類の価格は、国際原油価格の上昇の影響で、ことし3月に14か月ぶりに上昇に転じたあと3か月連続で上昇していて、先月は1年前と比べて3.1%上がりました。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >