韓国南西部の全羅北道(チョンラブクド)扶安(プアン)で、マグニチュード4.8の地震が発生しました。
気象庁によりますと、全羅北道(チョンラブクド)扶安(プアン)郡で12日の午前8時26分に、マグニチュード4.8の地震が発生しました。
震源の深さは8キロで、余震は午後2時まで15回発生したということです。
全羅北道では、韓国が採用する12段階の震度レベルで5を記録したほか、首都圏、忠清道(チュンチョンド)、慶尚南道(キョンサンナムド)でも揺れが感じられました。
今回の地震は、気象庁が観測を始めた1978年以降、16番目に大きいものです。
韓国でマグニチュード4.5以上の地震が発生したのは、去年5月に江原道(カンウォンド)東海(トンへ)市の沖合でマグニチュード4.5の地震が発生して以来、およそ1年ぶりです。
また、陸地での発生は、2018年に慶尚北道(キョンサンブクド)浦項(ポハン)市でマグニチュード4.6の地震が発生してから、およそ6年ぶりです。
韓国でこれまでに発生した地震のうちもっとも大きかったのは、2016年9月に慶尚北道・慶州(キョンジュ)市で発生したマグニチュード5.8の地震でした。