ロシアのプーチン大統領が19日未明、北韓の首都、平壌に到着しました。24年ぶりの国賓訪問となります。
18日から1泊2日の日程で訪問する予定でしたが、到着が遅れ、1日だけの滞在となりました。
ロシア大統領府は、19日午前2時40分ごろ、プーチン大統領が平壌に到着したと発表しました。
空港では、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が出迎え、密接な関係をアピールしました。
プーチン大統領と金委員長が会談するのは、2019年4月と去年9月にロシアで開かれた首脳会談に続いて、3回目です。
プーチン大統領の訪朝は、2000年7月以来、24年ぶりで、新型コロナウイルスの感染拡大後に海外のトップが北韓を訪問するのは初めてです。
19日午後に歓迎式が開かれたあと、首脳会談を行う予定です。
両国はウクライナ戦争をきっかけに協力を強化していて、経済や安全保障分野での協力拡大を盛り込んだ「包括的戦略パートナーシップ条約」を締結するものとみられます。