韓国で去年、夫婦のいる世帯のうち、共働き世帯の割合が、過去最高の48.2%となりました。
統計庁が18日にまとめたところによりますと、世帯主に配偶者がいる「有配偶者世帯」は、去年1268万7000世帯でした。
このうち、共働きは611万5000世帯で、有配偶者世帯のおよそ半分に迫る48.2%となり、関連の統計を取り始めた2015年以降、最大でした。
18歳未満の子どもを持つ有配偶者世帯のうち、共働きの割合は、前の年に比べて3.5ポイント増えて57%となりました。
特に、最年少の子どもが6歳以下の世帯の共働きの割合は51.5%で、初めて50%を超えました。
共働き世帯の増加に伴い、仕事と家庭の両立の重要性が高まっているなか、大統領直属の少子高齢社会委員会は、仕事と家庭の両立を目指す少子化対応策を、近く発表する予定です。