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国際

イタリアに「平和の少女像」設置 欧州で2例目

Write: 2024-06-24 15:12:33Update: 2024-06-24 15:14:00

イタリアに「平和の少女像」設置 欧州で2例目

Photo : YONHAP News

イタリア西部のサルデーニャ島の公有地に、旧日本軍慰安婦被害者を象徴する「平和の少女像」が設置されました。ヨーロッパでは、ドイツの首都ベルリンに次いで2例目です。
 
慰安婦問題を象徴する少女像が設置されたのは、イタリア西部のサルデーニャ島にある町、スティンティーノです。
 
設置場所は、スティンティーノ市庁からおよそ200メートル離れた海岸沿いの歩道で、観光客が多く行き来する場所です。
 
少女像の碑文には、第2次世界大戦当時に旧日本軍がアジア太平洋地域で女性を「性奴隷」として強制連行したという内容のほか、日本政府が慰安婦の存在を否定し、少女像の撤去に向けた動きを進めていることについて、強い遺憾の意を示す内容が記されているということです。
 
像の設置は、韓国の市民団体が女性弁護士出身のバッレベッラ市長に提案して実現しました。
 
像の設置をめぐっては、イタリアの日本大使館が抗議しましたが、除幕式は予定通り22日に行われ、像の設置を主導した韓国の市民団体の関係者や、スティンティーノ市のバッレベッラ市長、現地の女性団体代表らが出席しました。
 
設置された少女像について、バッレベッラ市長は、「私たちが注目すべきは、戦争中に女性に加えられた暴力だ。韓国の女性被害者は、ウクライナやパレスチナなど、戦争に苦しむ世界のすべての女性を代表すると信じる」と述べました。

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