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国際

死者の多くが外国籍 海外メディアが指摘

Write: 2024-06-25 14:46:54Update: 2024-06-25 17:03:14

死者の多くが外国籍 海外メディアが指摘

Photo : KBS

ソウル南西の京畿道(キョンギド)華城(ファソン)市のリチウム電池工場で発生した火災による死者23人のうち18人が外国籍だったことについて、海外メディアは、韓国での外国人労働者への高い依存度について報じています。 
 
警察と消防によりますと、死者23人のうち18人が外国人で、17人が中国籍、1人がラオス国籍でした。
 
アメリカのAP通信やニューヨーク・タイムズなどは25日、「死者のほとんどは中国人労働者だった」と報じ、死者が外国人労働者に集中した背景について、AP通信は、「この数十年間、朝鮮族を含む多くの中国人が仕事を探すために韓国に移住してきた。彼らは韓国人が忌避する工場での仕事や肉体的に厳しい低賃金の職に就くことになった」と説明しています。
 
またニューヨーク・タイムズは、今回の火災で死亡した外国人労働者は、工場の構造に慣れていなかった日雇いの労働者たちだったという韓国の消防当局の説明を引用し、「数十年間、低い出生率に悩まされてきた韓国は、自国民が忌避する雇用を埋めるために外国人労働者に依存している」と指摘しています。
 
さらにイギリスの経済紙、フィナンシャル・タイムズは、製造業への依存度が高い韓国は、労働環境を改善するために取り組んできたものの、依然として産業災害が頻発していると指摘しました。

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