韓国戦争の勃発から74年となった25日、北韓でおよそ10万人が参加する大規模な反米集会が開かれました。
朝鮮中央通信は25日、首都・平壌(ピョンヤン)にあるスタジアムで大規模な反米集会が開かれ、労働者や学生など、およそ10万人が参加したと伝えました。
今回の集会は、平安南道(ピョンアンナムド)、黄海北道(ファンヘブクト)、慈江道(チャガンド)など、北韓の全域で行われたということです。
北韓は韓国戦争が起きた6月25日を「反米闘争の日」と定めています。
北韓は25日、韓国戦争勃発から74年を迎えて白書を発表し、戦争が起きた1950年から現在までアメリカは北韓を相手に「核による威嚇を段階的にエスカレートさせている」と主張するなど、国民の反米感情をあおる対策に力を入れています。