ソウルの中心部、市庁駅近くの交差点で、1日夜、乗用車が歩道に突っ込んで9人が死亡、4人がけがをする事故があり、運転していたのは68歳の男性でした。
1日午後9時ごろ、68歳の男性が運転していた乗用車が一方通行の4車線道路を逆走して車2台とぶつかったあと、歩道と横断歩道に突っ込み、信号待ちしていた人を次々と、はねました。
この事故で、歩行者9人が死亡、4人がけがをしました。
亡くなった9人は全員男性で、30代4人、40代1人、50代4人でした。
警察は、運転していた68歳の男性の身柄を確保しましたが、飲酒運転の疑いはなく、車が故障したと主張しているということです。
しかし目撃した人たちは、車の故障ではなくて、ペダルの踏み間違いなどによるものではないかと話しています。