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文化

高霊を「古都」に指定 大伽耶の中心地

Write: 2024-07-04 13:05:32Update: 2024-07-04 13:12:05

高霊を「古都」に指定 大伽耶の中心地

Photo : YONHAP News

5世紀から6世紀にかけての韓国の古代国家「大伽耶(テカヤ)」の政治・文化の中心地だった慶尚北道(キョンサンブクド)高霊(コリョン)郡が、3日、国家遺産庁から「古都」に指定されました。 
 
「古都」は、韓国の古くからの政治・文化の中地として歴史的に重要な意味を持つ地域で、2004年3月に特別法が制定されてから、慶州(キョンジュ)、扶余(プヨ)、公州(コンジュ)、益山(イクサン)の4か所が「古都」に指定されていて、これで5か所目となります。
 
「古都」に指定されれば、住居環境や街路景観を改善する事業に国からの支援を受けられるほか、主な遺跡を中心に歴史文化空間の造成事業なども進めることができます。
 
「大伽耶」は、5世紀から6世紀にかけて伽耶の北部を統合して成長した古代国家で、大邱の南にある高霊郡には、王宮や城の跡地をはじめ、山城、水路、道路、窯の跡などが確認されています。
 
なかでも、数百基の古墳が並ぶ、高霊池山洞(チサンドン)古墳群は、「大伽耶」の力を示す遺跡として価値が認められ、ユネスコによる世界文化遺産に登録されています。
 
国家遺産庁の関係者は、古墳の構造や出土品などは、新羅のものとは明確な違いがあり、「大伽耶式」、「高霊式」と呼ばれるほど、独創的な価値があると説明しています。

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