大韓サッカー協会は7日、サッカー男子の韓国代表の新しい監督にKリーグ蔚山(ウルサン)の洪明甫(ホン・ミョンボ)監督が内定したと明らかにしました。
新しい監督に決まった洪氏は、55歳。現役時代、韓国代表で主将を務め、2002年のワールドカップではベスト4進出に貢献しているほか、チャ・ボングン元韓国代表監督と並んで、歴代最多出場記録を保有しています。
また、Jリーグでプレーした経験もあり、代表監督としては2012年のロンドン・オリンピックで指揮を執り、銅メダルを獲得しています。
契約期間は2027年1月から2月にかけてサウジアラビアで開催されるアジアカップまでの2年6か月あまりとなります。
今回の就任は、大韓サッカー協会が、ことしのアジア・カップでベスト4に終わったクリンスマン監督を2月に解任して、後任がきまっていなかったものです。
洪氏は、2013年6月から2014年7月にかけても韓国代表の監督を務めましたが、2014年ワールドカップブラジル大会で1次リーグ敗退後に退任していて、それからおよそ10年ぶりの復帰となります。