趙兌烈(チョ・テヨル)外交部長官は、ことし5月に着任した水嶋光一(みずしま・こういち)韓国駐在日本大使と面会し、両国関係などについて意見を交わしました。
外交部によりますと、面会は5日午後に行われ、趙長官は水嶋大使に対し、「両国の首脳間の深い信頼関係を土台に韓日関係が発展している時期に日本大使に就任したことを歓迎する」と述べたということです。
また、「来年の国交正常化60周年を控え、韓日関係の肯定的な流れを強固にするために、双方が相手の身になって考える姿勢で両国間の懸案を賢明に管理しなければならない」と述べました。
これに対し、水嶋大使は、「両国の首脳と外相間の信頼を土台に緊密な意思疎通が続くことを願う」と応えました。
二人はまた、北韓とロシアが急接近しているなか、韓日米3か国の緊密な連携が行われていることを評価し、今後も多国間会議や国連安全保障理事会など、多様な場で協力を続けていくことが重要との認識で一致しました。
水嶋大使はことし5月17日に韓国に着任しています。