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政治

尹大統領がアメリカへ出発 NATO首脳会議出席のため

Write: 2024-07-08 12:16:12Update: 2024-07-08 17:14:58

尹大統領がアメリカへ出発  NATO首脳会議出席のため

Photo : YONHAP News

尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は、アメリカ・ワシントンで開かれるNATO=北大西洋条約機構の首脳会議に出席するため、8日午前、アメリカに向けて出発しました。 
 
NATOの首脳会議では、ロシアと戦争が続いているウクライナへの支援が主な議題になる見通しで、韓国政府は、最近、ウクライナに対して殺傷兵器を支援しない従来の方針について「見直しを検討する」考えを明らかにしていただけに、尹大統領が一連の会議でどのような方針を示すかに関心が集まっています。
 
大統領室によりますと、尹大統領は、NATOの首脳会議に先立って、8日にハワイ・ホノルルを訪れ、韓国戦争の参戦者らが眠る国立太平洋記念墓地で献花し、9日にはインド太平洋司令部を訪れ、司令部の将兵たちを激励する予定です。
 
そのあと10日にワシントンを訪問し、NATOのストルテンベルグ事務総長や、チェコ、スウェーデンなど5か国以上のNATO加盟国の首脳らと相次いで会談します。
 
10日の夜にはアメリカのバイデン大統領が主宰する晩餐会に、夫人の金建希(キム・ゴンヒ)氏と一緒に出席します。
 
11日午前には、いずれもNATOからインド太平洋地域のパートナー国として招待を受けている韓国、日本、オーストラリア、ニュージーランドの4か国の首脳らによる会合に出席した後、NATO首脳会議の本会議に出席します。
 
特に、この4か国にウクライナを加えた5か国間の初の首脳会合の開催も行われる可能性があり、大統領室によりますと、会合で尹大統領は、北韓とロシアの軍事協力に対する強い警告のメッセージを出す方針だということです。
 
また、北韓とロシアが相手国が攻撃を受けた際に直ちに軍事的援助を提供する内容の条約に署名したことを受けて、韓国政府は、先月20日、ロシアと戦争中のウクライナに対して殺傷兵器を支援しないとしてきた従来の方針について「見直しを検討する」考えを明らかにしていたため、今回の会合で、尹大統領がどのような方針を示すかに関心が集まっています。
 
ウクライナのゼレンスキー大統領は、NATOの首脳会議でウクライナ支援を一層強化する方針が決まることに期待を示しています。

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