イギリスの航空業界の調査会社が発表した2024年の世界空港ランキング「世界の空港トップ100」で、韓国の仁川(インチョン)国際空港が3位に選ばれました。仁川国際空港が7日、明らかにしました。
このランキングは、イギリスの航空業界の調査会社「スカイトラックス」が去年9月からことし5月にかけて、空港へのアクセスやターミナルの快適さ、チェックイン手続き、ショッピングなどの項目について、利用客を対象にアンケート調査を実施し、そのデータをもとに世界各国の空港をランク付けしたものです。
1位はカタール・ドーハのハマド国際空港、2位はシンガポールのチャンギ国際空港でした。
仁川空港に次ぐ4位は羽田国際空港、5位は成田国際空港となっています。
仁川空港がこのランキングで3位に入ったのは2019年以来5年ぶりです。2020年と2021年は4位、おととしは5位、去年は4位でした。
仁川空港は、この調査の「世界で最も家族に優しい空港」にも初めて選ばれました。
仁川空港は、子ども連れの利用客向けの専用セキュリティチェックの列を運営しているほか、子どものための休憩施設や授乳室などをターミナルに多数設置しています。