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社会

サムスン電子の労組が8日からスト 半導体生産に影響か

Write: 2024-07-08 13:32:35Update: 2024-07-08 16:59:33

サムスン電子の労組が8日からスト 半導体生産に影響か

Photo : YONHAP News

世界的な半導体メーカー、サムスン電子の労働組合が賃上げを求めて、ストライキに入りました。創立から55年で実質的に初となるストライキで、半導体の生産に与える影響に関心が集まっています。 
 
サムスン電子最大の労組「全国サムスン電子労組」は8日午前、ソウル南部にある華城(ファソン)にある半導体工場の外で、ストライキ貫徹の決意を表明する集会を開き、8日から3日間のストライキに入ると発表しました。

サムスン電子には複数の労働組合がありますが、そのうち、全国サムスン電子労組は、全従業員の5分の1以上に当たるおよそ2万8000人が加入する最大の組合です。

組合側は、ことし1月から会社側と、給与と休暇をめぐる交渉を行ってきましたが、先月決裂したため、ストライキに入ったものです。

集会には、組合側の推算で4000人から5000人、サムスン電子と警察側の推算で3000人あまりが参加したということです。
  
参加人数だけをみると、半導体の生産に大きな影響はないと予想されますが、組合員の多くが半導体生産を担う部門に所属していることなどから、影響は予断できない状況です。

ただ、専門家は、参加率が低いほか、生産が自動化されているため、大きな影響が出る可能性は低いとの見方を示しています。

サムスン電子は8日、いまのところ、生産に支障は出ていないと発表しています。
 
組合側は、労使の交渉に前向きな進展がなければ、15日から、再び、5日間のストライキに入る方針です。

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