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政治

尹大統領 インド太平洋軍司令部を訪問 韓米防衛体制の重要性強調

Write: 2024-07-10 09:46:07Update: 2024-07-10 12:07:08

尹大統領 インド太平洋軍司令部を訪問 韓米防衛体制の重要性強調

Photo : YONHAP News

尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が、NATO=北大西洋条約機構の首脳会議への出席に先立ち、アメリカのハワイにあるアメリカ軍インド太平洋軍司令部を訪問し、北韓の核の脅威を念頭に、韓米の拡大抑止体制の構築の重要性を強調しました。

インド太平洋軍は、アメリカが最大の脅威とみなす中国をけん制するための統合軍で、インドの重要性を認識し、2018年に太平洋軍から名称を変更しました。

韓国の大統領がインド太平洋軍司令部を訪問したのは、1995年当時の金泳三(キム・ヨンサム)大統領が前身の太平洋軍司令部を訪問して以来、29年ぶりです。

尹大統領は、インド太平洋軍司令部の将兵らをねぎらったうえで、北韓の核とミサイルの高度化や相次ぐ挑発が、韓半島と域内の安全保障を脅かしているとして、堅固な韓米防衛体制の構築を要請しました。

尹大統領はまた、北韓とロシアの違法な武器の取り引きが、韓半島をはじめ、世界の平和を脅かしていると改めて批判しました。

北韓とロシアについて、尹大統領は、「無謀な勢力」だとしたうえで、強力な力を基盤として価値感を共有する国が連帯する必要があると強調しました。

尹大統領は10日にワシントンDCを訪問し、NATO首脳会議や、日本の岸田総理大臣などおよそ10か国のトップとの二国間会談に臨む予定です。

なかでも、今回の韓日首脳会談は、北韓とロシアが有事の際の軍事的な支援などを明記した新たな条約を締結してから初めて開かれるため、両国の対応策や発言に注目が集まっています。

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