今月26日に開幕するパリオリンピックへの出場を控える韓国選手団が、現地への出発を前に結団式を行いました。
ソウルのオリンピック公園で9日に開催された結団式に、選手らは、公式ユニフォームを着て出席しました。
韓国を代表するオンラインファッションストア「ムシンサ」が展開する自社ブランド「ムシンサスタンダード」が手掛けたユニフォームには、選手らに青く光り輝いてほしいという思いが込められました。
結団式に出席した韓悳洙(ハン・ドクス)国務総理は挨拶で、「スポーツは、厳しい時にこそ国民に自信と希望を与えてくれる。東京オリンピックでも素敵な勝負を通して、新型コロナウイルスによって疲れ果てた国民の胸を熱くした」としたうえで、「時間をかけて磨き上げた実力を、思う存分発揮してほしい」と述べました。
パリオリンピックは、今月26日に開幕し、8月11日まで行われます。
韓国選手団は、22競技に出場する選手144人と、監督やコーチ118人の合わせて262人となりました。
ハンドボール女子を除く団体球技の不振が参加選手の減少につながり、選手団の規模は、1976年のモントリオール大会以降、最小となりました。
韓国は、金メダル5個以上、総合15位以内を目標に掲げています。