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政治

韓米首脳会談 北韓の核抑止に向けた共同声明を採択

Write: 2024-07-12 10:19:36Update: 2024-07-12 16:33:52

韓米首脳会談 北韓の核抑止に向けた共同声明を採択

Photo : YONHAP News

NATO=北大西洋条約機構の首脳会議に出席するためアメリカのワシントンを訪れている尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は、アメリカのバイデン大統領と会談し、韓半島における北韓の核による脅威に対応するための新たな協力が盛り込まれた共同声明を採択しました。  
 
NATOの首脳会議に出席している尹大統領とバイデン大統領は韓国時間の12日未明、およそ20分間、首脳会談を行いました。
 
この席で両首脳は、北韓の核攻撃に対する拡大抑止を柱とした共同声明を採択しました。
 
韓国とアメリカは、核戦略を定期的に話し合うため、去年、NCG=核協議グループを設立していますが、こうした協力をさらに深め、有事の際だけではなく、平時にもアメリカの核戦力に「任務を与える」ことが初めて明記されました。
 
これについて国防部は、これまで有事の際にアメリカの「核の傘」の提供を軸としてきた拡大抑止とは異なり、今後は、韓国の組織や人が共に運用する「韓米の一体型拡大抑止システム」に転換し、随時警戒態勢を強化することになると説明しています。
 
両首脳は共同声明で「北韓の韓国に対するいかなる核攻撃も即時に、圧倒的、決定的な対応に直面することになる」と警告しました。
 
こうした拡大抑止の強化によって、韓国内で安全保障への不安とともに高まる独自の核武装論を鎮める狙いもある、という分析も出ています。

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