首都圏を中心に集中豪雨が続いています。
18日午後1時の時点で、ソウル市をはじめ仁川(インチョン)市、京畿道(キョンギド)のほとんどの地域に、豪雨注意報が出されています。
豪雨注意報は、3時間に降る雨の量が60ミリ以上、または12時間に降る雨の量が110ミリ以上と予想される場合に出されます。
16日午前0時から18日の午前5時までに降った雨の量は、京畿道坡州(パジュ)で593.5ミリ、ソウルで最大で240ミリに上りました。
そして大雨で水かさが増していることから、ソウル市内の河川29か所への立ち入りが禁止となっています。
道路と地下道の通行止めは、京畿道で37か所、ソウルで2か所など、合わせて47か所にのぼっているほか、夜間に道路や住宅の浸水など、300件以上の被害届けがありました。
さらに、ソウルと近郊を結ぶ鉄道の京元(キョンウォン)線や京義(キョンイ)線の一部の区間も運行停止となっています。
山林庁は、首都圏や江原道で土砂崩れが発生する恐れがあるとして、4段階ある警戒レベルをもっとも高い「深刻」に引き上げ、住民には、危険を感じたら早めに近くの安全な場所に避難するよう呼びかけています。