サムスン電子が発売を始めた折りたたみスマホの最新機種、「Galaxy ZFold 6」と「Galaxy ZFlip 6」の予約販売で、購入者のうち20代と30代の割合が初めて半数に達しました。
サムスン電子が19日発表したところによりますと、今月12日から18日まで1週間行われた折りたたみスマホの最新機種、「Galaxy ZFold 6」「Galaxy ZFlip 6」の予約販売数は計91万台で、そのうち20代と30代の割合は去年より7ポイント上昇して50%になったことがわかりました。
その理由についてサムスン電子は、「旧型より重さが14グラム軽く、厚さも12.1ミリとスリムなフォルムで持ち運びやすい設計が若者から支持された」と分析しています。
韓国では若者のiPhoneを好む傾向が強まっていて、おしゃれなiPhoneに対し、Galaxyは「ダサい」と認識されているということで、サムスン電子は若者層をターゲットに販売拡大に力を入れてきました。
韓国ギャラップが去年、18歳以上のスマートフォンユーザー1000人を対象にアンケート調査を行ったことろ、18歳から29歳のiPhoneユーザーは53%、Galaxyは42%で、全ての年齢層で唯一iPhoneの使用率が高く、30代ではGalaxyが54%でiPhoneが39%でした。
一方、40代以上では40代が69%、50代で79%、60代で78%と、Galaxyが圧倒的なシェアを占めていることがわかりました。