去年、外来診療を受けた患者の半数以上は、医師による診察時間が5分にも満たないことがわかりました。
韓国保健社会研究院が、去年7月24日から9月22日にかけて1万4910人を対象にアンケート調査を行った結果、外来診療を受けた人の55%が、医師による診察時間が5分未満だったと答えました。
4分から5分が37.4%でもっとも多く、1分から3分と答えた人も17.6%いました。診察時間が短すぎることを指摘する際に使われる「3分診察」という表現が、大げさではなかったことになります。
6分から10分は28.3%、11分から30分は16%で、全体の平均は8分でした。
また、受付を行ってから診察を受けるまでの時間は、平均17.9分でした。外来患者は、平均的に17.9分待って8分診療を受けたことになります。
一方、担当医師がしっかり対応してくれたと答えた人は、2017年の89.1%から2023年には95.5%に上昇したほか、担当医師がわかりやすく説明してくれたと答えた人も、2017年の80%から2023年には92.2%に上昇しました。