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韓半島

北韓からのごみ風船 大統領室庁舎の敷地内に落下

Write: 2024-07-24 15:26:04Update: 2024-07-24 15:26:38

北韓からのごみ風船 大統領室庁舎の敷地内に落下

Photo : YONHAP News

北韓がごみや汚物をぶら下げて飛ばした風船が、大統領室庁舎の敷地内に落下したことがわかりました。
 
ごみ風船が大統領室庁舎の近くに落下したことはありますが、敷地内に落下したのは初めてです。
 
大統領警護処は、合同参謀本部と合同で、北韓が飛ばしたごみ風船のモニタリングを行う過程で、大統領室庁舎一帯でごみ風船が確認されたと明らかにしました。
 
大統領室の関係者によりますと、観測装置を使って北韓からのごみ風船を監視していたため、落下後すぐに、何事もなく回収したということです。
 
北韓は、24日午前6時からごみ風船を韓国に向けて飛ばしていますが、これは、韓国軍が南北の軍事境界線付近で拡声器を使って北韓の体制を批判する宣伝放送を行っていることへの対抗措置とみられます。
 
北韓がごみ風船を飛ばしたのは3日ぶりで、ことし5月28日に初めて飛ばして以降、10回目です。
 
合同参謀本部の関係者によりますと、地上から2キロ以上の上空を、北西風に乗って韓国側に向かっているということです。
 
韓国軍は今月18日から拡声器の一部を使って小規模な宣伝放送を行っていましたが、21日に北韓が再びごみ風船を飛ばしたことを受け、拡声器のすべてを使用するという全面的な宣伝放送に方針転換しました。
 
一方、北韓も20日から軍事境界線付近に再設置した拡声器で騒音を流しています。明瞭な言葉を発しているわけではないことから、韓国軍の宣伝放送を北韓の住民が聞かないように妨害する狙いがあるものとみられます。

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