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政治

韓中外務次官が戦略対話

Write: 2024-07-25 14:50:14Update: 2024-07-26 10:37:57

韓中外務次官が戦略対話

Photo : YONHAP News

韓国と中国の外務次官による戦略対話が2年7か月ぶりに開かれました。 
北韓とロシアが接近するなか、中国は北韓問題で建設的な役割を果たす姿勢を示しました。
 
韓中外務次官による戦略対話は24日、ソウルの外交部庁舎で開かれ、韓国からは外交部の金烘均(キム・ホンギュン)第1次官、中国からは馬朝旭外務次官がそれぞれ出席しました。
 
2008年に始まったこの戦略対話は、今回で10回目の開催で、2021年の9回目以降、2年7か月ぶりに再開されたものです。
 
会議で韓国側は、最近の北韓とロシアの接近や、ゴミなどの汚物をぶら下げた風船の散布など、北韓の挑発について強い懸念を表明したうえで、中国政府が韓半島の平和と安定、北韓の非核化に向けて建設的な役割を果たしてほしいと呼びかけました。
 
これに対して、中国側は、中国の対韓半島政策に変わりはないとしたうえで、韓半島問題の解決に向けて建設的な役割を果たす姿勢を示しました。
 
両国はことし5月の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領と中国の李強首相の会談で、外交・安全保障分野の会議を新たに設けることで合意していて、6月には、韓中外交安全保障対話を開催しました。
 
中国は、最近、朝ロの関係が軍事同盟の水準に格上げされて以降、朝ロとは距離を置いていて、23日から4日間の日程でウクライナ外相を中国に招き、外相会談を行うなど、ロシアとウクライナの仲裁役を買って出ています。
 
また、韓国とも高官級の意思疎通を増やしていて、朝ロの接近を意識して、韓国と戦略的に協力を強めようとしているものとみられます。

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