パリオリンピックで韓国が団体球技で唯一出場している女子ハンドボールは、1次リーグ初戦で強豪ドイツに一点差の逆転勝ちで勝利しました。 
 
韓国時間の25日夜行われたグループAの1次リーグ初戦で、韓国は前半を1点リードで終えましたが、後半で逆転を許し、一時、4点差を追い掛ける展開となりました。
しかし、その後、同点に追いつき、試合終了間際には2点を奪って、27対26の逆転勝ちを決めました。
 
韓国は28日にスロベニアとの1次リーグ第2戦に臨みます。
 
一方、今大会メダルに期待がかかっているアーチェリー女子と男子の韓国代表は、韓国時間の25日、開会式に先立って行われたトーナメントの順位を決めるランキングラウンドに出場し、個人と団体でそれぞれ1位を獲得しました。
 
このうち、去年の杭州アジア大会で三冠を達成したイム・シヒョン選手は、女子のランキングラウンドで世界記録を更新し、1位に輝きました。アーチェリー女子は団体戦で、東京オリンピックでも新記録で1位を獲得しています。
 
これで、1988年のソウル大会以来、オリンピックの団体戦で優勝を一度も逃したことがないアーチェリー女子の大会10連覇への期待がさらに高まっています。
アーチェリー女子は28日、団体戦に出場します。
 
また、アーチェリー男子のランキングラウンドでもキム・ウジン選手が個人戦で1位を獲得し、団体戦でも最も高い合計得点を記録しました。