パリオリンピック、競泳の男子400メートル自由形で、韓国のキム・ウミンが銅メダルを獲得しました。
オリンピック競泳で韓国がメダルを獲得したのは、2012年のロンドン大会のパク・テファン以来12年ぶりです。
韓国時間の28日午前、パリのデファンス・アリーナで行われた競泳男子400メートル自由形決勝で、キム・ウミンは3分42秒50で3位に入り、銅メダルを獲得しました。
キム・ウミンは予選では3分45秒52で全体の7位となり、8位以内の選手が進出する決勝行きのチケットをかろうじて手に入れました。
決勝は、予選の成績のためレースでは不利な1番レーンからスタートしたキム・ウミンは、序盤から果敢なレースを展開し、ライバルを追い抜き、350メートルまではドイツのマルテンスに次ぐ2位の位置にいました。
しかし最後の50メートルで、オーストラリアのウィニントンに追い抜かれ、最終的に3位でレースを終えました。
東京大会では個人戦に出場できなかったキム・ウミンは去年の杭州アジア大会で3冠を達成、今年2月に行われたドーハ世界選手権でも金メダルを獲得し、今回のオリンピックでのメダル獲得が期待されていました。