尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は、新たな雇用労働部長官の候補に、大統領直属機関である経済社会労働委員会の金文洙(キム・ムンス)委員長を指名しました。
金氏は、20代から30代にかけて労働運動に参加しました。
そして、1996年から2008年まで3期連続で国会議員を務めたあと、京畿道(キョンギド)知事を2期務めました。
大統領室の鄭鎮碩(チョン・ジンソク)秘書室長は、金氏を指名した理由について、「労働界の懸案が山積しているなか、労働現場をよく知っているうえに、立法府と行政府に身を置いたこともある金氏こそが、さまざまな構成員との対話をもとに労働改革を進められるだろう」と説明しました。