パリオリンピック、アーチェリー女子個人戦で、韓国が金メダルと銀メダルを獲得しました。
アーチェリー女子個人戦の決勝は、パリのアンヴァリッドで韓国時間の3日に行われ、アーチェリー女子代表チームのエースとされるイム・シヒョン選手(21)と同チームの最年少、ナム・スヒョン選手(19)による韓国勢同士の対決となりました。この試合で、イム選手は、実力を出し切り、ナム選手を7対3で下して金メダルを手にしました。
韓国がこの種目で金メダルと銀メダルを取ってワンツーフィニッシュを成し遂げたのは、1988年のソウル大会、1992年のバルセロナ大会、2000年のシドニー大会、2004年のアテネ大会に続いて、今回が5回目です。
イム・シヒョン選手は、女子団体戦と混合団体戦でも金メダルを獲得していて、今大会「3冠王」になりました。
一方、3位決定戦では、韓国のチョン・フニョン選手(30)がフランスのリサ・バルブラン選手と接戦の末、6対4で負けて銅メダルを逃しました。
韓国は、「お家芸」とされるアーチェリーで圧倒的な強さを見せています。
女子団体は1988年ソウル大会から10連覇を達成していて、男子団体は2016年のリオ大会から3連覇を、混合団体は2021年の東京大会から2連覇を成し遂げています。
一方、韓国は3日午後10時現在、金メダル9個、銀メダル6個、銅メダル4個を獲得し、総合順位6位となっています。