株価不正操作の疑いで逮捕された、IT大手「カカオ」の創業者、金範洙(キム・ボムス)経営刷新委員長が、8日、資本市場法違反の罪で起訴されました。
検察は、金範洙刷新委員長が去年、HYBEによるSMエンターテインメントの買収を妨げる目的で、株価を不正に操作したとみています。
またSMエンターテインメントの株価を上昇させるため、カカオが買収競争に加わるかのように発表し、エンターテインメント業とは関係のないカカオグループの資金を使用するなど、さまざまな不正な方法で株価を操作したとみています。
当時は、カカオエンターテインメントの経営が悪化していて、カカオエンターテインメントの上場には、現金資産が豊富で、経営状況が良好なSMエンターテインメントを買収して、カカオエンターテインメントの経営状況を改善させる必要があり、SMエンターテインメントの株価を不正に操作したということです。