パリオリンピック、韓国は9日、テコンドーで金メダルを追加し、オリンピック史上最多金メダルタイ記録を打ち立てました。
韓国時間で9日に行われたテコンドー女子57キロ級決勝戦で、韓国のキム・ユジン選手は、イランのキヤニチャンデ選手をラウンドスコア2-0で下し、金メダルを獲得しました。
世界ランキング24位のキム・ユジン選手は、これに先立って準決勝で女子57キロ級の世界ランキング1位の中国の呂重秀選手を破るなど、16強から決勝に至るまで、自身よりランキングの高い選手たちをすべて勝ち続けました。
韓国がテコンドー女子57キロ級で金メダルを獲得したのは、2008の北京大会以来16年ぶりです。
前日、男子58キロ級のパク・テジュン選手に続き、2日連続テコンドーで金メダルを獲得した韓国は、今大会の金メダル数を13個に増やしました。
これまでのオリンピックの金メダルの数では、2008北京大会、2012ロンドン大会の13個が最高記録で、閉会まであと3日を残して、歴代最多記録に並びました。
銀メダルと銅メダルを合わせたメダル数も28個を記録し、歴代最多の1988年のソウル大会での33個にも5個の差で近づきました。