パリオリンピック、レスリング女子53キロ級で、北韓のチェ・ヒョギョン選手が、今大会6つ目のメダルを獲得しました。
9日に行われたレスリング女子53キロ級の3位決定戦で、北韓のチェ・ヒョギョン選手は、ドイツのアニカ・ウェンドル選手に10対0で勝ち、銅メダルを獲得しました。
北韓は今回、8年ぶりの夏のオリンピック出場となりましたが、北韓のメダル獲得数は、これで銀2、銅4の合わせて6つとなりました。
一方、大会スポンサーのサムスン電子が、パリオリンピックに参加した選手らに提供したサムスン製のスマートフォンをめぐっては、北韓に対する国連安全保障理事会の制裁決議違反になるおそれがあるとの指摘が出ていました。
これについてIOC=国際オリンピック委員会は、北韓の選手団はスマートフォンを受け取っていないことを確認したと発表しました。