8月14日は、国の記念日の「日本軍慰安婦被害者をたたえる日」です。
これに合わせて女性家族部は、14日、ソウル市龍山区にある白凡金九記念館で記念式典を開きました。
式典には慰安婦被害者の李容洙(イ・ヨンス)さん、政府関係者、市民団体などからおよそ180人が出席しました。
式典を主催した女性家族部の申英淑(シン・ヨンスク)次官は、「慰安婦の問題を普遍的な人権問題として認識し、平和の価値を実現するために努力していかなければならない」と強調しました。
8月14日は、1991年に故金学順(キム・ハクスン)さんが初めて自身の被害を公の場で証言した歴史的な日で、2018年に「日本軍慰安婦被害者をたたえる日」として、国の記念日に指定されています。
一方、慰安婦支援団体「正義記憶連帯」などの市民団体は14日、ソウルの日本大使館前で集会を開き、日本政府に対して、戦争犯罪を認め、反省するよう求めました。