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政治

国防部長官候補 韓国独自の核武装の可能性示唆

Write: 2024-08-16 14:34:48Update: 2024-08-16 14:35:24

国防部長官候補 韓国独自の核武装の可能性示唆

Photo : YONHAP News

韓国の国防部長官候補に指名された陸軍出身の金龍顕(キム・ヨンヒョン)氏は16日、韓国が独自に核武装する可能性について「あらゆる手段と方法が開かれている」と述べ、核武装の可能性も排除しない意向を明らかにしました。 
 
金氏は、国防部の候補者事務室で韓国独自の核武装の可能性について記者から質問を受け、「拡大抑止と『核の傘』に基づいた北韓の核への対応が基本」としながらも、「北韓による核の脅威が手に負えないと判断されれば、あらゆる手段と方法は開かれている」と述べました。
 
韓国は現在、北韓の核兵器に対し、アメリカの核戦力を含む抑止力で同盟国を守る「拡大抑止」で対応していますが、今回の発言は核の脅威が高まる場合、独自の核武装などの手段も排除しない意向を示したものとみられます。
 
金氏は過去にも独自の核武装の必要性に言及していて、2020年には新聞への寄稿記事で「核武装による『恐怖の均衡』が抑止力となり、周辺国の核を無力化することができる」と主張しました。
 
一方、核武装をめぐって、韓国では保守系の団体が署名運動を行うなど、核武装を支持する声が一部で高まっています。
 
金氏は、陸軍の首都防衛司令部司令官や合同参謀本部作戦本部長などを務めた経験があるほか、これまで2年以上にわたり大統領警護処長として尹大統領を補佐してきたことから、外交や安保政策への理解度が高いと評価されています。

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