メニューへ 本文へ
Go Top

国際

韓国野党議員が訪日 佐渡金山に「強制労働」の明記を要求

Write: 2024-08-16 15:23:48Update: 2024-08-16 17:13:25

韓国野党議員が訪日 佐渡金山に「強制労働」の明記を要求

Photo : YONHAP News

ことし7月、世界文化遺産に登録された「佐渡島の金山」をめぐり、日本による植民地時代に韓半島出身労働者の強制労働の事実が十分に反映されていないとして、野党の国会議員らが15日に訪日し、日本政府に対応を求めました。 
 
韓国の革新系最大野党「共に民主党」や「祖国革新党」などの国会議員5人は15日、東京都内で記者会見し、佐渡島の金山に設置された展示物に、戦時中に韓半島出身労働者の「強制動員」があったことを明記し、ユネスコ世界遺産区域から離れたところに設置された展示物を、多くの観光客が訪れる佐渡島の金山の中に設置することを求めました。
 
この日の記者会見には、社会民主党の大椿裕子副代表も出席しました。
 
戦時中に韓半島出身労働者の強制動員があった佐渡島の金山は、徴用工を含む「全体の歴史」を説明することを勧告され、それに沿った展示が行われたとして登録が認められました。
 
しかし、展示物に「強制労働」という表現が使われなかったことや、展示施設が多くの観光客が訪れる「佐渡島の金山」のガイダンス施設「きらりうむ佐渡」ではなく、現地から2キロ離れた郷土博物館に設けられたことが韓国では議論になっています。
 
韓国の野党議員らは17日まで3日間、東京と新潟県にある佐渡島の金山を訪問し、佐渡市の議員らと懇談会を行う予定です。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >