メニューへ 本文へ
Go Top

韓半島

北韓 自爆型無人機の性能試験を初公開 金正恩氏が視察

Write: 2024-08-26 12:30:58Update: 2024-08-26 12:32:24

北韓 自爆型無人機の性能試験を初公開 金正恩氏が視察

Photo : YONHAP News

北韓は、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が視察する中で、新たに開発された無人機の性能試験を行い、その様子を初めて公開しました。
 
北韓の朝鮮中央通信は26日、金正恩国務委員長が24日に兵器開発を担当する国防科学院の無人機研究所を訪れたと報じました。
 
金委員長は、そこで行われた自爆型無人機の性能試験を視察し、「自爆型無人機をより多く開発し、生産すべきだ」と指示したということです。
 
性能試験では、無人機がさまざまな設定ルートに沿って飛行し、指定された標的を正確に識別し破壊したということです。
 
報じられた写真では、新型の自爆型無人機が、韓国のK2戦車を模した試験用の標的に向かって降下し、爆破する様子が写っています。
 
北韓はこれまで、多様な無人機を開発してきましたが、その性能試験の様子を公開したのは今回が初めてです。
 
自爆型無人機は、製造コストが低く、さまざまなターゲットに密かに接近できることから、巡航ミサイルの機能の一部を代替する可能性があるとされています。しかし、これに対抗できる防御兵器システムは現時点で整備されていないのが現状です。
 
北韓による自爆型無人機の開発の背景には、ロシアとウクライナの戦争で無人機が戦車に対抗する武器として注目されていることがあるとみられます。
 
韓国の統一研究院の関係者は、「ロシアはウクライナ戦争で使用する無人機を大量に確保したいと考えているが、調達先が不足しているため、北韓が大量供給体制の整備を目指して今回の性能試験を公開した可能性もある」との見方を示しています。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >