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社会

放射能汚染の食品なし ソウル市の検査結果

Write: 2024-09-03 10:20:22Update: 2024-09-03 10:34:22

放射能汚染の食品なし ソウル市の検査結果

Photo : YONHAP News

ソウル市は、日本が去年8月から東京電力福島第1原発の汚染処理水の海洋放出を始めたあと、2万6000件を超える食品を対象に放射能検査を行ったところ、すべて安全基準を満たしていたと、2日、発表しました。
 
ソウル市は、汚染処理水の海洋放出が始まった去年8月24日からの1年間に、放出開始前の18倍にあたる、合わせて2万6722件の食品を対象に放射能検査を行いました。
 
その結果、放射性物質が基準値を超える食品は、1件もなかったということです。
 
また、2011年3月に発生した福島第1原発の放射能もれ事故のあと、2012年から2023年まで、合わせて2万1539件の食品を対象に検査を行った結果も、すべて基準値を満たしていたということです。
 
ソウル市は、去年の汚染処理水の海洋放出のあと、高まっている市民の不安を払しょくするため、放射能検査を大幅に強化していると強調しています。
 
9月以降は、およそ5000件の食品を対象に追加の検査を行う予定だということです。
 
ソウル市は、放射能検査の設備を拡充して、水産物の卸売市場を中心に、毎日、検査を行っており、市内の各自治区も、伝統市場を中心に週3回以上、検査を行うなど、自治体間での協力を通じた放射能安全管理システムを運営していると説明しています。

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