生成AI=人工知能を使って、偽のわいせつ動画を作成し、拡散させた被疑者の多くが、10代であることがわかりました。
警察によりますと、先月28日から、生成AIをデジタル性犯罪の取り締まりを行ったところ、先月26日から30日まで、合わせて118件の通報がありました。
警察が被疑者33人の身元を特定したところ、全体の90%以上に当たる31人が10代だったということです。
通信アプリ「テレグラム」を利用したデジタル性犯罪が相次いでいることを受け、警察は先月28日から7か月間、「生成AIデジタル性犯罪特別取り締まり」を行っています。
今後、児童や青少年を対象にしたデジタル性犯罪に対しては、児童・青少年ポルノの制作・配布などを禁じている、児童・青少年保護法第11条に違反するとみなし、対応を強化する方針です。