サッカーワールドカップの男子韓国代表のホン・ミョンボ監督は、5日、アジア最終予選、初戦のパレスチナ戦を控えて、「初戦は必ず勝利する」と強い意欲を示しました。
2026年にアメリカ、カナダ、メキシコの3か国で共同開催されるワールドカップへの出場権をかけたアジア最終予選では、各グループ6チームが総当たり戦を行い、上位2チームが決勝トーナメントに進出します。
韓国は5日、ソウルで行われる初戦でパレスチナと、10日にアウェーでオマーンと対戦します。
初戦を前に4日に行われた記者会見で、ホン・ミョンボ監督は「多くの得点を狙って準備を進めているが、初戦で勝利することが最も重要だ」と述べました。
世界ランキング23位の韓国に対して、パレスチナは96位と格下ですが、ホン監督は、「相手チームのツートップが脅威的だ」と述べて、油断は禁物との考えを示したものの、「経験豊富な韓国代表ならば十分に対応できる」と自信をのぞかせました。
また、韓国代表のエース、ソン・ソンミン選手も、「楽しい雰囲気で良いスタートを切りたい」とコメントし、勝利に向けた意気込みを示しました。
ソン・フンミン選手は国際Aマッチで、通算48得点を挙げており、今回のパレスチナ戦で50得点目を達成できるかにも注目が集まっています。