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韓半島

北韓が5日連続で「ゴミ風船」 火災発生も

Write: 2024-09-09 12:42:18Update: 2024-09-09 12:42:38

北韓が5日連続で「ゴミ風船」  火災発生も

Photo : YONHAP News

北韓は、4日夜から8日午前にかけて、5日連続で、ごみを吊り下げた風船を韓国に向けて飛ばし、このうち一つからは火災が発生しました。
 
韓国軍合同参謀本部によりますと、北韓は8日午前9時ごろ、再び、ごみをぶら下げた風船を韓国に向けて飛ばしました。
 
北韓が風船を飛ばすのは、4日夜から5日連続となり、5日間も連続したのは初めてです。
 
北韓は、韓国にいる脱北者団体が金正恩(キム・ジョンウン)政権を批判するビラを北韓に向けて飛ばしていることに対抗して、ことし5月末から、ごみを吊り下げた風船を韓国に向けて飛ばしており、今回で17回目です。
 
4日からの5日間に飛ばされた風船はあわせて1250個あまりで、このうちおよそ440個がソウルや京畿道(キョンギド)北部に落下しました。

風船に吊り下げられていたのは、プラスチックボトルなどのごみで、調査の結果、安全に関わる有害物質は確認されませんでしたが、一部の風船がソウル郊外の倉庫の屋上に落下し、火災が発生しました。 
 
火災が起きたのは、北韓との軍事境界線に近い韓国北部の京畿道(キョンギド)坡州(パジュ)市にある倉庫で、8日午後2時ごろ、北韓から飛んできた風船が屋上に落下して出火しました。
 
火はおよそ3時間後に消し止められ、けが人はいませんでしたが、倉庫1棟の屋根およそ330平方メートルが焼けました。
 
警察と消防は、風船に付いていた何らかの起爆剤がごみとともに燃えた可能性があるとして、火災の原因を詳しく調べています。

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